アメリカに引っ越すとき、荷物を整理しながら驚きました。
「こんなにたくさんのモノを持っていたのか」と。
仕事を辞めて時間ができたこともあり、暮らしや人生を見つめ直す大きなきっかけになりました。
もしあのとき忙しいままだったら、モノと真剣に向き合う時間は持てなかったと思います。
必要なものって、意外と少ない
ニューヨークに来て家具を揃えるとき、私はまず**「必要になったら買う」**というルールを決めました。
ラグも、テレビも、調理家電も——とりあえず保留。
結果、そのまま3年以上経ちましたが、なくても意外と困らないものです(笑)
“シンプル”だけでは満たされないこともある
持っていた服や靴、アクセサリーもすべて見直しました。
私はもともと、形が面白い服やポップな色が大好き。
でも、「アメリカでは浮くかも…」と思って、渡米時にはすべてシンプルな服を選んで持ってきました。
ところが、暮らしに馴染むほどに、少しずつ違和感が。
心のどこかで、「本当の自分らしさ」を置き忘れてきたような気がしたのです。
結局、日本に一時帰国したときに、お気に入りの服を全部アメリカに持ち帰りました(笑)
やっぱり、“好き”を大切にすることは、毎日を楽しく生きるエネルギーになるんですよね。
減らすことは「暮らしの実験」
「まだ使える」「もったいない」と感じるモノも多いけれど、
**“今の自分の暮らしに本当に必要かどうか”**を基準に、少しずつ手放していきました。
ちょっと理系的に言えば、仮説はこうです。
モノを減らすと、心も軽くなるのでは?
それを自分の暮らしで検証しているような感覚でした。
データではなく感覚値でしか測れないけれど、
「なんとなく軽やかになった」——その体感が、この実験の中間結果です。
2回目の引っ越しで感じた“成果”
アメリカでの生活にも慣れた頃、ニューヨーク内で再び引っ越すことになりました。
2回目の引っ越しでは、荷造りが驚くほどスムーズ。
「あのときよりモノが減っている」という実感があり、
ダンボールの数だけでなく、心の負担まで減っていました。
少ない荷物で移動できるというのは、思っている以上に心を自由にしてくれます。
「軽やかに暮らす」という言葉の意味を、体で感じた瞬間でした。
今も、暮らしの実験は続く
今でも定期的に、「長い間使っていないものはないかな?」と探すのが習慣です。
そして、シンプルな暮らしをされている方の動画を観てモチベーションを上げています。
そうすると、「私も暮らしを楽しもう」という気持ちが自然と湧いてくるんです。
モノを減らすことは、ただの片づけではなく、
自分の生き方を整えるための小さな実験。
まだ道の途中ですが、これからも“心が喜ぶ暮らし方”を探していきたい。
そして、心に余裕ができた分、家族の成長をやさしく見守っていけたらと思っています。
今日のまとめ
- “モノを減らす=心の荷も減る”という仮説は、今のところ有力。
- 必要なのは完璧ではなく、「今の自分にちょうどいい暮らし」。
- 暮らしも人生も、少しずつアップデート中。

